情報処理技術者試験
JITECが開催する情報処理技術者試験は、IT系資格の中でも企業からの評価が高く、難易度の高い資格が多いことが特徴です。半年〜1年に1度のみの受験チャンスなので、数ヶ月前から計画的な学習を行うことが必要です。他のベンダー資格試験よりも安価(5,100円)で、学生から社会人まで幅広く人気の高い資格と言えます。
資格取得でキャリアアップへ
IT関連の資格を詳しく解説するサイトです。IT業界で現在も活躍される方や、これからIT業界へ就職・転職される方向けに、より一層のキャリアアップを支援すべく、このサイトを立ち上げました。 国家資格から民間資格まで幅広くカバーし、IT業界の底上げにつながれば幸いです。資格という尺度は、自分の価値や能力を客観的に分かりやすく証明できる手段です。資格を上手に利用して、ご自身のキャリアアップにつなげましょう。
人気資格と上位資格
これまでの国家試験の中でも、やはり初級システムアドミニストレータと基本情報技術者の人気が高かったようです。両者ともIT知識の基本を学習すれば、比較的簡単に取得することができるからでしょう。 2009年春から試験区分が改正され、初級システムアドミニストレータは廃止されます。代替試験ではありませんが、同じ位置づけとしてIPパスポート試験が設けられます。IPパスポート試験は、初級システムアドミニストレータとは試験範囲が少し異なりますが、今後はかなり人気の出る資格試験になるでしょう。
応用情報技術者は、難易度も高く知名度もあります。特にプログラマーの方には王道の資格でしょう。また、テクニカル系の資格も難易度、需要ともに高く、ネットワーク、情報セキュリティ、データベース、ITサービスマネージャ、エンデベッドを専門にしている方は絶対に取得しておきたい資格です。なお、情報セキュリティアドミニストレータは2008年秋をもって廃止になります。やはりテクニカルエンジニア・情報セキュリティと分ける意義がなくなってきたのでしょう。テクニカル系の中では、ITサービスマネージャの午後の試験内容が小論文であることが特徴的です。プロジェクトマネージャ、システムアナリスト、アプリケーションエンジニアはこれからも難易度が最も高いグループに位置するでしょう。特にプロジェクトマネージャとシステムアナリストは、管理職への昇格条件に課している企業も多いようです。顧客企業からのウケもいいので、いつかは取得しておきたい資格と言えます。